NHKの健康番組によると、一番多い痛みは、腰痛だそうです。
原因は、ストレスもある。
まず、体の声を聞いてあげて、トリガーポイントを探そう!
腰の左側の痛み(小殿筋)
働いている頃、今から二年前くらいのことです。腰の左側に鈍痛というか、すっきりしない痛みがありました。特に、寝返りをうつ時に、痛みを感じて、その痛みのせいで、ぐっすり眠れないという感じでした。
運動不足かな…… そう思って、腰に効くヨガのポーズを試したり、姿勢が悪いのかな…… と姿勢を良くして座ったり……。
でも、なかなか、治りませんでした。
探せ!トリガーポイント
そこでさっそく、トリガーポイント探しです。
我が家のバイブル「誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方 」の本のおかげで、以前、五十肩を完治させた自信から、腰痛もなんとかなるという、痛みに対する怖さはありませんでした。
本を見ながら、指で腰回りを押します。後ろ側になると、押す範囲にも限界があるので、仰向けになって、テニスボールを腰回りにあて、転がすようにして痛みが大きいところ、トリガーポイントを探します。
するとお尻から左足の太ももの付け根とが交差する、小殿筋という部分が一番痛いのがわかりました。ここが、悪化すると、坐骨神経痛と呼ばれる症状になると書かれています。
原因は、長時間の座位や立位などと書かれています。
確かに、当時、長時間のデスクワークで座ることが多かった私でした。だから、血流が滞り、トリガーとなって体が危険信号を発していたんだと思います。
そして、面白いのは、小殿筋にストレスを与えている脚、膝、足首も原因となっていることがあるとあり、試しに、足首やふくらはぎを軽く押してみました。
すると、ものすごい激痛が走りました。
痛みは小殿筋にだけあると思っていたのに、普段意識していない足首とふくらはぎに、ものすごい隠れた痛みがあったんだと自覚しました。
いつの間にか完治
あんなに痛かった腰痛は、痛みがあったことを忘れてしまうほど、今は、どこも痛くありません。
ほんと不思議です。
寝返りを打つたびに痛かったあの腰痛が嘘のようです。
トリガーポイントの本を参考に、ことあるごとにマッサージしたことが効いているのは間違いないのですが、職場を退職してから痛みがなくなっていることに気づきました。それも、退職して1、2か月くらい、すぐです。
今、振り返って考えると、働いていた当時、体を悪くしてしまうほど過度のストレスがかかっていて、体の血流を悪くし、痛みを悪化させていたのではないかと思いました。
まず体の声を聞いてあげよう!
痛みは体の不調や危険信号を体が発している声だと言われています。
外傷以外なら、体の内部からの声だと思います。
トリガーポイントの本によると、坐骨神経痛を椎間板ヘルニアと誤診される場合があるとありました。
椎間板ヘルニアの手術をしたのに、よけいに歩けなくなった人を耳にすることがあります。私の知り合いにも、椎間板ヘルニアの手術をしてよけいに痛みが悪化して歩けなくなった女性がいました。
もしかしたら、その方も誤診だったのかもしれません。
病院に行くことも大事ですが、まず最初に、自分が自分の体の声を聞いて、いたわってあげたいですよね。
簡単に、適度なストレスならいいと良く言われていますが、自分の身をもって思うのは、ストレスって人を病気にさせる一番の根本原因じゃないのかということです。
だから、体を酷く酷使している場合ならともかく、ちょっとの体の不調のサインがある方を見ると、何かのストレスが原因じゃないのかなと思ってしまいます。
ほんと、体は正直ですね。
ついつい、体のメンテナンスを怠りがちですが、一つしかない大切な体です。声を聞いてあげて、いたわってあげるように心がけています。
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