これからの生き方バイブル

ちょこっとコーヒーブレイク

「人生を豊かに」をモットーに、豊かな時間を求め早期退職して1年

本当の豊かさとは何か。

本を読んだり、YouTube動画を見たり、いろいろ学んで実践してきました。

そこで、これだ!と思える著者、生き方に出会いました。

大富豪丸山孝俊兄貴

日本人で、すごい大富豪がバリ島にいたんですね。

有名な方で、映画化もされているようですが、最近、初めて知りました^^;

毎日のように、大勢の日本の若い方々や個人投資家が、「兄貴」の元へお金の稼ぎ方や生き方、人生哲学を学びにやって来るそうです。

YouTubeでその動画を見ましたが、答えは即答、的確。そこで語られる言葉は、宇宙の法則、真実であり、まさに神の教えのように聞こえました。

「兄貴」の生い立ちは、壮絶で、3歳で母親と生き別れ、父親は外で酒飲んで借金作り、子育てしないダメ親父。祖父に育てられ、極貧生活だった少年時代。

そこからどうやって今のような大富豪になれたのか、興味を持って読んだのが「金のなる木の育て方」です。

お金があっても幸せになれ……ない!

お金=豊かさがあっても、幸せじゃない日本人が多いのはなぜか。

「兄貴」は、「お金さえあれば幸せになれる」という考え方が、日本人をダメにした。お金に執着しすぎた結果、おかしくなった。とこの本で語っています。

お隣さんが餓死しても気づかない、他人の不幸を見て見ぬふり、薄情な社会

「兄貴」の言うように、「お金さえあれば幸せになれる」というお金至上主義が、自分さえよければいい、自分だけが一人勝ち、金儲けすればよいと思うような人間を育てて来たのではないかなと思いました。

そして、誰もが、お金至上主義を信じて一生懸命働いて幸せになっていればまだいいかもしれません。しかし、結果は、一握りのお金持ちにお金が集中しているのが現実です。

モノは進化し、便利になり、そこそこに稼いでいれば、何不自由なく便利家電や食べ物、衣服などモノは手に入れられます。でも、幸せじゃない。

いつのまにか、自分や大切な人との時間や繋がりを削り、命を削り、消費するために毎日疲弊しながら働いている構図になっているんだなと思いました。

自分の幸せじゃなくて、資産家たちに富をもたらすために働いているということ。不必要な消費活動を煽られ、騙されている気がしてなりません。

人との縁こそが、真の豊かさを連れてくる

「兄貴」は、お金はあくまでも人を幸せにする道具にすぎず、育んだ「人との縁」が途方もない富をもたらしてくれたと語っています。

裸一貫で貧乏から這い上がって大富豪になった「兄貴」が経験から学んだことです。間違いありません。これは、真の成功法則、宇宙の摂理です。

よく「人脈」という言葉がありますが、それとは違うと「兄貴」は言っています。これは、自分の利益をもたらすことだけを考えてのもので、魂胆みえみえですよね。そういう自分中心のレベルの低いことを考える奴は豊かではないと語っています。

私の小さな体験で恐縮ですが、「人の縁こそが豊かさを連れて来る」のは本当にそのとおりだと思います。

現役公務員時代、対面した市民の方々に、自分の職務上できる限りのサポートをしてあげようと常に心がけて対応していました。そして、利用者からよく感謝の手紙をいただき、苦労よりも、人のためになって良かったという心の豊かさをたくさんもらいました。

それが、今振り返ると、結果としてついて来て、上司に信頼されることにも繋がり、その結果として給料も上がっていったんだと思います。もし、最初から給料をあげるために働くような自分中心の姿勢では、薄っぺらで、利用した市民の心には真摯な思いが届かなかったのではないかと思います。

でも、私が辞める頃は、市民対応もマニュアル化し、逆に命の通った対応ができなくなってしまったことは残念に思います。

昭和スタンダードを取り戻す

「兄貴」が昭和生まれだからかもしれませんが、「兄貴」のおっしゃるとおり、昭和の時代は、気づかいのできる人がたくさんいました。私も昭和生まれなので、大きく頷けます。

どこの家庭も裕福とはいえなかったけれど、近所のおじさんやおばさんが気さくに声をかけてくれたり、お店に行けばおまけしてくれたり、子供だった自分は、地域全体で見守られている感じがあったように思います。

余裕がないときは、かけで買い物をしたこともよくありました。そういった助け合いができた時代でした。

次第にそれが薄れて、できなくなっていって、今や見殺しになっていると「兄貴」は嘆いています。

ご飯もろくに食べられない子供達がいて、それを知らないし、助けてやることもできない。そんな社会はとても悲しいことですよね。

だから、「兄貴」は、人情のあった昭和時代のスタンダードを取り戻そう。それが、これからの社会を大きく変える希望になると信じると語っています。

「金のなる木」とは

昭和にあった「人のつながり」や「人情」を取り戻し、明日に希望が持てる社会に、大人がしないとあかん。「覚えている人間から、真っ先に実践だ」と「兄貴」から背中を押された心持ちです。

「兄貴」の言う「金のなる木」とは、「人と人との繋がり、縁」ということだと思います。「人との縁」がお金より大切な価値であり、富であり、豊かさをもたらすものだと「兄貴」は伝えたかったのだと思いました。

最初から、お金儲けをねらって人と縁を繋ごうとする人は薄っぺらで、宇宙さんには見抜かれてしまいます。だから、そういう人は富は得ない。宇宙さんはなんでもお見通しなのです。

これからの生き方

早期退職して一年

最近、社会との繋がりがなくなって、投資とか経済的自由とか自分のことだけに執着して生きている自分に気づかされ、頭をガンと殴られた気分でした。

これじゃ、いかん!

友達も誰もいない寂しい年寄りにはなりたくない! そう思いました。

豊かな人生、豊かな時間に必要なことは、お金を稼ぐことよりも、現役公務員時代出会うことがなかった人との出会い、新しい縁を育むことだと気づきました。何も考えなくても、経済的豊かさは自然とついてくると思います。

せっかく、早期退職したのだから、これからは、今まで挑戦したくてもできなかったボランティア活動や趣味の活動を通して、いろんな方と友達になりたいと思うようになりました。

お出かけの際にも出会った方々に話しかけてみるなど、もう少し積極的に幅を広げていきたいです。

「人との繋がり、縁」である「金のなる木」を心の中で大きく育てて、豊かな老人になれたらいいなぁと思います。


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