宝くじで本当の夢は買えますか?

お金の話

年末ジャンボ宝くじがそろそろ始まる時期ですね。

ウォーレン・バフェットの言葉

「来週抽選が行われる宝くじと少しずつ金持ちになるチャンスがあるとしたら、人は、たぶん、前者のほうに可能性を感じてしまうでしょう」とウォーレン・バフェットは、宝くじを購入する心理をそう述べています。

そういう行為は、長期的、安定的に資産を増やす目的から逸脱することになると考えています。

宝くじと積立投資

株は、元本保証がされないから、怖い。

リスクがある。

というのに、宝くじは、平気で3万円分は買える。

当たる確率が小さいのに、宝くじ売り場に並ぶあの行列。

どうして宝くじを買ってしまうのか。

確実ではあるが、少しずつお金持ちになるよりも、当選金の高い宝くじに人は魅力を感じてしまうというのです。

一挙に巨額の富を手にできるかもしれないという誘惑は、まさに、ギャンブルです。

夢を買うという綺麗な言葉

年末ジャンボ宝くじの当選確率を調べると、宝くじは2000万枚でひとつのユニットとして作られているそうです。

1ユニット中、1等は1枚とされており、当選する確率は「1/2000万」となるわけです。気が遠くなる数字です。

それなのに、私も20数年前までは宝くじを買っていました。

その確率が、どれくらいなのか知らずに、当選金の大きさに誘惑されてつい買ってしまう。

ギャンブル性が高いのに、「夢を買う」という綺麗な言葉で罪悪感をなくさせて、大金を支払ってしまっていたと思います。

地味な積立投資

100円からでも積立投資ができるインデックス投資。お金持ちになるには、地味だし、時間がかかります。

でも、投資額が大きければ大きいほど、長期であればあるほど、複利の効果は絶大に働き、大きなお金に育ちます。

地道に積み立てて複利の恩恵を受けるのか、また、100枚を30,000円分購入して、当選金、300円10枚で、3000円。27,000円を無駄にするか。

今年の年末ジャンボ宝くじはどちらにしますか?

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