早期退職しようか迷っている方へ〜準備すること

早期退職した話

早期退職をしたいと思うようになってから並行して始めたこと。それは、投資です。

預金利息はスズメの涙

2019年当時の銀行預金金利は、もう既に0.002%でしたね。1,000万円の定期預金の利息が200円てことです。

一年定期の満期日に、銀行員からは、このままでは価値が目減りしていく一方ですよと危機的状況を煽られ、更新するたびに投資を勧められていました。

確かに、銀行預金をそのまま置いても利息はスズメの涙程度。でも、「銀行に任せたらカモにされる」ということだけはなんとなくわかっていました。

だから、自分で何とかしなければ!

早期退職を考えてから、将来のお金について何とかしたいという気持ちが募っていました。

投資の勉強

「金持ち父さん貧乏父さん」の本がベストセラーになっていた頃に読みましたが、その当時は、あまりピンときませんでした。

投資というものは、株を売ったり、買ったり、チャート画面をずっと眺めながらするもので、素人ができない難しいもの。財産を失う危険なものだと思っていたからです。

本をさらりと読んだだけで、投資はやっぱり怖いものと結論づけて何も行動しませんでした。

ところが、それから数年経ち、預金の利息が「0.002%」時代になって、早期退職しようと考えるようになってから、本棚の隅に忘れ去られていた「金持ち父さん貧乏父さん」をもう一度、読んでみました。

お金についての真剣さが違ったからか、投資とは、お金を働かせること。お金は働かせてあげないと宝の持ち腐れなんだとその意味がやっと理解できました。

それからは、前のめりになって投資について書かれた本をいくつか読み漁りました。

そこで出会ったのが「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス著)です。丁寧に書かれていて、初心者の私には一番しっくりきた本です。

「株主優待権」ブームで、2005年に、株主優待権目的で、良く旅行に利用していた全日空株100株を購入したっきりの初心者でしたが、とてもわかりやすい内容でした。

この本は、定期的に積み立てていくインデックス投資が、いかにリスクが小さく、福利で将来大きく増える投資であるということが、統計や理論的にわかりやすく書かれていて、読んで一回で目から鱗でした。

投資をやろう! とストンと腑に落ちました。

チャートを見ながら、「市場の平均利回り」などのベンチマーク以上の運用成績を目指すアクティブ運用よりも、パッシブ運用であるインデックス投資の方がコツコツ積立型で自分に合っていると思いました。

また、長期的に見ると、インデックス投資の方が勝率が高いことも納得です。

投資の始め方

インデックス投資信託の細かい手続について、YouTube動画で検索して出会ったのが「両学長 リベラルアーツ大学」です。

手数料が安いどの銘柄を購入すればいいのか初心者にわかりやすく説明しています。

この動画のとおりに、退職する前の2019年からSBI証券口座を通してインデックス投資を始めました。

現在、3年目になりますが、280万円の投資額に対し40万円の利益がついています。今も、コツコツと毎月7万円を積立投資しています。

働いている方は、給与からいくらか積み立てていくところを、私は、ある程度現金を確保した上で、金利の低い預金から余裕資金を少しずつ投資信託の積立投資に回しています。

日々の潤い配当金生活

退職後、半年くらいたってからでしょうか、年金受給まで生活費は大丈夫だと試算して早期退職したものの、どうしても預貯金が目減りしていくのがやっぱり気になるようになりました。

人生楽しむために早期退職したのだから、美味しいものを食べたいし、旅行や映画など趣味も楽しみたい。

毎月配当金が入ってきたらどんなにか心にゆとりが持てるだろうと思うようになりました。

でも、インデックス投資信託は、長期で運用してこそ福利が効いてくる長期投資なので、配当金をもらう投資ではありません。

そこで、始めたのが日本国内高配当株と海外ETF投資です。

これも、「両学長 リベラルアーツ大学」では、毎月3万円配当を目指し、リスクの低く、いい銘柄をわかりやすくおすすめしています。

毎月3万円の配当金があれば、もっとゆとりある生活ができる!

そこで、私も早速、2020年秋頃から、おすすめの高配当株投資を始めることにしました。

そして、2年目の現在、国内高配当株と海外ETFを合わせて330万円の投資額に対し、25万円の利益が付いているほか、今年は、年約7万円(税引き後)の配当金が入って来ました。

銀行預金なら330万円に0.002%の66円で、税引後は53円程度。それが配当金では約7万円(税引き後)を得ているわけですから、どちらがいいかは明らかですね。

おかげで、預貯金は目減りするペースが緩やかになるどころか、投資で資産が増えているという嬉しい状況で、ゆとりある配当金生活に向けて順調にスタートしています。

毎月3万円まではまだまだですが、「両学長 リベラルアーツ大学」では、日本国内の安心安全な高配当株の探し方も丁寧に教えてくれており、その教えのとおりに、配当金年36万円を目指し、高配当株を買い増し購入しています。

以前、投資は、怖いものでした。

それが、今は、経済や社会情勢の動向に敏感になり、自分のリスク許容度や投資方法を日々考えながらチャートを見るのが面白いと思えるまでになっています。

そして、自分で選んだ銘柄が的中して値上がり、配当金が入金されると嬉しいものです。

きちんと勉強し、知識をつけ、無理のない範囲内で行えば、誰もが資産形成できるのです。

もし、お金のことが不安で早期退職を迷っているのなら、投資について勉強して、実践してみてはいかがでしょうか。

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